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これまでのこと 2
2016.10.07|
- 制作日記
昔は海外に憧れてばっかりで、
今ではその頃のことを思い出すと、よくやったな～と懐かしく思います。
またいつか行くこともあるだろうと思っていますが、
そういう体力的なことだけでなく、
あの頃、行きたいだけ、やりたいだけ、好奇心の向くままやらせてもらったからか、
今は日本に、広島に居る事がとても幸せに感じていて、
今のお仕事と、日常がとてもスキだと、やっと思えるようになりました。
そして、先日の続きです。
この度、また絵を描いて展示をさせていただくことになったか。。
秋田に三年住んだ後、広島に戻り、生活をはじめて
沢山の素晴らしい方々との出会いをいただきました。
そして、新たな生活に新鮮さを感じ、充実した日々を送らせてもらっている中、
2014年の8月20日、広島土砂災害が発生しました。
「自分ができることは何なのか？」またそれを問われる出来事でした。
どんな活動をしたか、また続けているのかは、またの機会に書くとして、
デザインやアートを通して、いろいろな方々と共に動き、活動することで、
絡まっていた頭の中が、少しずつときほぐれていきました。
前のブログに書いた様な事、その後もいろいろな事があって、
今思うことは「役に立つ」か「役に立たないか」とかより、
求めていただいた事を、ただ一生懸命やろうと。
それがどのジャンルでも、分野と区分けされても、
それは自分が決めることではないなと。
目の前にあるお仕事、いただいた事柄、
自分を求めていただける全てのことが、最善になるように、
ひたむきに向いあえばいいな…と今、思っています。
そして、今回の展示のお話がやってきました。
ずっと昔からお仕事をさせていただいている、
尊敬するインテリアコーディネーターさんからのお誘いでした。
私の絵をアクセントに使い、モデルハウスや新築のお宅を
コーディネートしていただくことで、
何度も一緒にものづくりをし、とても多くの事を学ばせていただきました。
この方は、昔から私のポイントとなる時、
必要な言葉や道筋を示しにやって来る、不思議な存在で、
そんな方からの展示のお誘い、これも何か意味があるのだろうと、
すぐにお受けしました。
予測できない事が起こり、色んな人と出会って、
事柄が生まれて、変化して、、
そんな事がずっと層のように積み重なっていく
そういう日々がとてもおもしろいなと思いながら、
また一日一日を過ごして、
与えていただいた事にちゃんと向き合って
これからも、ものづくりをしていこうと思います。
そんな事で、今回は年末、たくさんの素敵な家具があふれる空間で、
私の作品を展示いたします。詳しくはまたお知らせさせてください。