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台湾へ

2017.03.23|

  • 旅日記

台湾へ行ってきました。
台北で展覧会をしませんか?とお話をもらったものの、
何の興味もない、予備知識もない街で、
展示をやってみたいかどうかも何も判断できず、
せっかくの機会なので、現地の雰囲気を感じてみようと旅地に選びました。

街はとても騒々しくて、埃っぽく空気は良くない感じ。

食べ物は典型的な旅人が選ぶものしか食べてないですが、
とっても美味しかったです。

故宮博物院で有名な翡翠の彫刻の白菜「翠玉白菜」です。
キリギリスとイナゴが白菜のグリーンの部分にいます。

中でも玻璃の展示室には魅了されました。
細かな技巧はもちろんですが、色の美しさに心満たされました。
この展示室は「若水澄華」という特別展だったようです。

こちらも有名な「九?」にも行きました。
とにかく人が多く、何が見たかったのか、目的を失うほどでした。

一人で街を歩いて、面白いものにもたくさん出会いました。

台湾の街はうるさく荒々しく、
空気は埃っぽいけど、道は掃除がなされ綺麗で、
あらゆるものが古く雑ですが、
人のモラルが高く親切で、笑顔が素晴らしい。

いろんな場面で、ルールの荒さが心地よく、
突き詰めた、厳しい取り決めがなくても、
見た目が少しくらい醜くても、
みなが許しあったり
ゆずり合ったりしている、その余白の部分が
とても心穏やかでいられる街だと感じました。
これは国の倫理観の高さなのかもしれません。

海外に行くと、日本を考え想い、
我を振り返ることが容易にできて、
普段できない問いを持てますね。

しばらく海外旅行に行かなかった理由として、
海外へ行きたい欲が強すぎる自分が蘇るのが怖かった、
というのがあります。
今回、恐る恐るといいますか、旅に出てみて、
やっぱり海外に行くのはいいなと思いましたし、
また行きたいとも思うけど、
恐れていたような感情にはならず、安心しています。

まとめると、台湾を好きになりましたし、
もっと知りたいと感じました。
いずれ、また行くと思います。

機会があれば、皆さんもぜひ!