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平野政吉美術館へ
2011.03.10|
- 旅日記
初めて秋田に来たのは、かれこれ6、7年前?でしょうか。
その時に観て以来、意識して展覧会に行っている
藤田嗣治のコレクションがあふれる平野政吉美術館を再び訪れました。
趣きのある静かな美術館で、とても好きな美術館の一つです。
入ってすぐに目にする、巨大な藤田嗣治の作品は圧巻です。
「秋田の行事」タイトルの通り、秋田の祭りや風景が描かれています。
驚くのは長さ20mもの巨大な作品をたった174時間で描き上げたそうです。
最初に訪れた時は、まさか自分が秋田県民になって
再訪するなんて考えてもいなかったのですが、
この作品は間違いなく、秋田の宝だと、
時間を忘れ深く見入っていました。
この作品は、来年新しくなる秋田県美術館に引っ越しするようですね。
今の展示のたたずまいが変化することに、すこしネガティブですが、
よりたくさんの方に観られるのであれば、作品はきっと幸せになれるんでしょうね。
そうあってほしい。
ここに住んでいる間、何度も何度も観たい作品です。